漢方コラム「通信」

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ニキビで悩んでいた高校生

北国では街路樹など木々の冬支度に追われる季節です。ある高校生からニキビについてのご相談を受けました。ニキビは面皰(めんぽう)とも言われますが、この方の場合は顔面だけでなく背中や胸などにも広がっていました。しかし数は多くともご本人が悩む程一つひとつは大きくなく色合いもそれ程ではありません。また同時に痒みにも悩まされていました。早速牡丹皮、呉茱萸(ごしゅゆ)、人参、麻黄などを含む薬方を複数組み合わせお飲みいだく事数か月、今では炎症は治まり痒みもほとんど感じられないようです。

あくまでも漢方薬の内容からの推測ですが、この方の場合は体質的に虚証であって汗腺の働きも鈍っていたのかもしれません。ニキビにはボコボコと大きく盛り上るものから小さくプツプツとしたものまで様々です。料理人が食材に応じて包丁を使い分けるように体質的なことも考えた選薬が大切だと思わされた症例です。にきびや吹き出物でお悩みの方はご相談ください。

 

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ニキビの原因

皮膚には様々な常在菌が存在していますが、そのことつアクネ(acne)菌でありニキビの原因となりえます。アクネ菌は皮脂を好み増殖します。ですから皮脂の分泌が多い人ほどアクネ菌も多い傾向にあります。しかしニキビの原因はアクネ菌だけではありません。からたのホルモンバランス、内臓の働き、ストレス、冷え、食事、睡眠など様々な原因が考えられます。

ニキビを中から治す漢方薬

どのようなニキビなのかだけでなく、体質や生活のご様子も考え合わせ漢方薬を選択する必要があります。ニキビに対するたくさんの症例、実績がございます。お悩みの方はご相談ください。

ニキビの洗顔方法

ニキビ、吹き出物の元となっている皮脂や毛穴に対する丁寧な洗顔が欠かせません。

ニキビと吹き出物の違い

症状での明確な違いはありません。慣例でニキビはティーンエイジャーに、吹き出物は成人以降を対象に使い分けています。

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