漢方コラム「通信」

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手のひら足の裏の掌蹠膿疱症に漢方薬をお勧めします

猛暑が続いております。ある40代の男性から掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の相談を受けました。この病気は手のひらや足の裏にできる水疱や膿を特徴としますが、15年もの間この症状に悩まされ皮膚が酷く剥けておりました。調理場での仕事が多忙のため病院へ行く時間がなく、当店まで相談に来られました。早速漢方薬をお飲み頂き、翌月いらした時には症状が明らかに改善しており、ご本人も喜んでおられました。

漢方薬は症状と体質を考慮し薬方を組合せお飲み頂きました。牡丹皮、桃仁、茯苓、黄連などが配合されており、内容生薬から判断すると体質的な瘀血が関与していたのだと思われます。症状改善のためには中医学で言う血熱やお血を取り去る必要もあれば、逆に血の不足を補うことが良い場合もあります。この方の場合は普段美味しい料理を提供することをなりわいとしていたわけですが、症状を考えると粗食、小食が健康に良いものと考えます。皮膚病でお悩みの方はご相談ください。

 

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掌蹠膿疱症状とは

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