漢方コラム「通信」

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もう諦めていた腰痛と耳鳴りが改善

の盛りをいかがお過ごしですか。ある60代の女性が足腰の痛みとしびれでご相談に見えられました。マッサージや他で漢方薬もすでに試しておりましたが、改善されないまま5年程経過しておりました。なんとか漢方薬の効き目を実感して頂きたいという思いでお渡ししたところ徐々に改善されてきたようです。その後以前から悩まされていた耳鳴りの症状も合わせて対応して欲しいとの要望で漢方処方を再度複数組み合わせてお渡しいたしました。今月ご本人に確認しましたところ「痛みとしびれは良くなり、最近は日中の耳鳴りの音もあまり気にならない」と言って下さいました。

ご本人の体質として上半身は暑くほてっていますが膝下が冷え、温めると痛みしびれは楽になる上熱下寒のタイプでした。漢方処方には当帰、山茱萸(さんしゅゆ)、牡丹皮、附子などが配合されており、患部を温め、腎を補うことにより腰痛や耳鳴りを改善させます。解剖学的には耳と腎は無関係ですが、黄帝内経―霊枢には「腎は耳を司る」とあり、両者の関係を記しています。お悩みの方はご相談ください。

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