平蔵の寺子屋通信

食道がんと漢方薬 | 免疫力を高めて癌(治療)に負けないからだづくり

今や癌が死因の一位となってしまい、ますますがんに対する正しい情報とケアーが欠かせません。今回は食道がんについてです。食道がんは他のがんと比べてそれほど罹患率の高い癌ではありません。癌全体に対する食道がんの死亡割合も5%を切っています。発生率はそれほど高くはないと言え、一度発症すると厄介な癌と言われています。正しい情報を身に付けて治療、予防に努めましょう。

食道の仕組みと働き

ご承知のように食道は喉から胃を結ぶ25㎝程のパイプ状の臓器です。蠕動運動により食べ物を喉から胃へ運びます。また胃の入口(噴門部)は括約筋の働きにより締まっていますが、食べ物が通過するときに開きます。それにより胃の内容物、胃酸の逆流を防いでいます。食道は喉側から頸部食道、胸部食道、腹部食道に3等分され、多くは真ん中の胸部食道に癌が発生します。

飲酒で顔が赤くなる中高年の方はご注意ください!!

食道がんは飲酒と喫煙との関係が指摘されています。特にアルコールを摂取して顔が紅潮するタイプの方は元来アルコールの代謝が悪く、食道がんのリスクが高いと言われています。他には塩辛い食べ物、熱い飲食物、焦げた食品の摂取による影響が指摘されています。逆に野菜不足や肥満など生活習慣にも注意が必要です。日本では食道がんの男性は北海道に多く、女性は東北、関東に多いと言う疫学

食道がんはほとんどが“扁平上皮がん”

食道がんは粘膜の上皮から発生する扁平上皮がんと粘液を分泌する食道腺の線細胞から発生する腺がんの2タイプがあります。

食道がんの初期症状と転移

初期の段階で自覚症状はありませんが、大きくなるにつれて周りの組織を圧迫し、食道の内腔を狭めたり、神経を圧迫します。具体的には物を飲み込みにくく感じたり、咽が詰まったり、熱いもの酸っぱいものが喉にしみる、声枯れ、咳が出る、痩せるなどです。

食道がんの危険因子・・・逆流性食道炎、バレット食道

食道がんとアルコール、タバコとの関係性について先に記しましたが、他にも逆流性食道炎やバレット食道が食道がんの要因となり得ると言われています。

手術と抗がん剤、放射線療法

他のがん治療と同様に手術療法と抗がん剤などの薬物療法、放射線療法があります。ある程度進行している場合はそれらを組み合わせて治療する場合が多いようです。

がんの苦痛を和らげましょう

緩和ケアーは末期の状態にできるだけ症状を和らげ、患者さんのQOL向上を期待いたします。しかし末期だてげなく治療前や術後などにも必要な治療で漢方薬はその意味であらゆる状況にお飲み頂くことができます。食道がんで呑み込みが辛い、術前術後の体力維持や精神的な不安などにも対応出来ます。お悩みの方はご相談ください。

梅核気(ばいかくき)

比較的漢方薬局にご相談の多い症状だと思います。喉に梅の種あるいは肉片が引っ掛かっているように感じる症状で咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)と言ったりもします。食道がんとは無関係で原因は胃腸の停滞と精神的なストレスが関与しいることが多く、漢方薬で治るケースが多くあります。お悩みの方は是非ご相談ください。

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