自律神経失調と更年期障害に漢方薬 |原因と対策漢方の十字屋平蔵薬局

私たちのからだは意識するしないに関わらず様々な状況に対応できるようにプログラムされています。しかしその働きには神経系、内分泌系、免疫系の協力なくして成り立ちません。

神経系・・・神経は中枢神経(脳～脊髄)と末梢神経(脊髄から各器官各臓器)に二分されます。また働きの違いにより自律神経系(自分の意志によって動かせない)と体性神経(自分の意志により動かせる)に分けられます。また神経(シナプス)と神経の間には隙間があり、神経伝達物質が行き来しています。神経伝達物質にはアドレナリン、ノルアドレナリン、セロトニンなどがあります。
内分泌系・・・分泌は血管内やリンパ管内にホルモンを分泌する内分泌と消化管内や外に分泌する外分泌があります。内分泌腺には脳下垂体、膵臓(消化液は外分泌、インスリンは内分泌)、卵巣、腎臓などがあり、外分泌腺には唾液腺、汗腺、涙腺があります。
免疫系・・・細菌やウイルスなどの外敵から身を守るために働くのが免疫です。外敵を攻撃して排除しようとします。