平蔵の寺子屋通信

マイプレートでメタボ対策

月2日 アメリカ農務省より最新の食事ガイドが発表されました。肥満対策の啓蒙活動に熱心なオバマ大統領のミシェル夫人のプレゼンによるものだということですが、その名も「マイプレート(My Plate)」。丸いお皿の絵に鮮やかに描かれた4区分の食品(穀物grains、蛋白質Protein、果物Fruits、野菜Vegetables)がバランスの良い食事を視覚的に訴えています。忙しい現代人には食物を計量する手間もなく、これくらいが実践しやすく良いのかもしれません。

特徴的だと感じたのは 食事の半分を野菜と果物が占めている点です。それだけ野菜の積極的な摂取を促しているわけですが、日本人の特に若い世代での野菜不足も深刻だと感じています。一日分350gを目安にしっかりと取りましょう。また穀物の半分以上を未精製、つまり米であれば玄米や胚芽米にすることも推奨しています。東洋医学では一物全体という考え方がありますが、できるだけ自然のままをまるごと摂り入れる食養生にもつながります。

最初に記したように今回の発表の背景にはアメリカの肥満増加があります。更なる成人病増加が懸念されているわけです。米政府は大人の肥満率を15%以下に抑えることを目標としているそうですが、今のところ目標に達している州はないそうです。疾病対策センター(CDC : Centers for Disease Control and Prevention)の2009年の統計調査によると、肥満割合は人口の26.7%にも達しており、子供の肥満も深刻だということです。また世界中で260万人が毎年、肥満が原因で死亡しているとも言われています。日本も他人ごとではありません。お悩みの方はご相談ください。