漢方コラム「通信」

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帯状疱疹の後遺症に悩む

新年いかがお過ごしでしょうか。

何年か前のちょうど今時分あるご婦人(西東京在住)から神経痛の相談を受けました。
左脇腹に帯状疱疹を患い、それ以来神経に沿ってのチクチク感が抜けないと言います。早速 症状と体質に合わせた漢方薬をお飲み頂きましたところ、三年患った痛みが一ヵ月半程で軽減し喜んでらっしゃいました。漢方薬(桂枝加苓朮附湯)には桂枝、茯苓(ぶくりょう)附子(ぶし)などを配合しており、体質としての冷え性やお風呂に入ると幾らか痛みが和らぐなどを考えてのことです。帯状疱疹は水疱瘡のウイルスが身体に潜んでいて、何かのきっかけで発症するものです。患部の色や水疱の張り具合などによって漢方薬は様々です。発症した方は免疫機能が落ちている証拠なので、無理をせず安静にし睡眠を充分にとることが大切です。

また皮疹が治った後にも痛みが残り、長期にわたり頑固な神経痛に悩まされている方には漢方薬も選択肢の一つとしてお薦めです。

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