漢方コラム「通信」

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夜間尿で困り果てていた80代の男性

50歳を過ぎたあたりから、おしっこの出具合が若い頃と違うなと感じる男性が多くなります。年のせいだとあきらめているようですが、生活や仕事に支障を感じるようでは、もう正常な老化現象とは言えません。
 

3年ほど前に来店された80歳代の男性は、夜間のトイレが近く、ほとほと困り果てておりました。この方には、体質に合う八味地黄丸をお飲み頂きましたところ、数ヶ月後には夜間尿の回数も減り、睡眠不足状態も克服されました。
 

八味地黄丸はその名の通り、8つの生薬から成り立っており、山薬(さんやく)、地黄(じおう)は精気を養い潤します。牡丹皮(ぼたんひ)、桂枝は主に下半身の血のめぐりを良くします。特に前立腺だけに働くというのではなく、腎臓、膀胱(ぼうこう)を含め、足腰の痛みや虚を補う方剤として、男女を問わずお飲みいただけます。

日本の50歳以上の男性は、5人に1人がおしっこの出具合に問題を持っていると言われています。漢方を飲んで、老後に備えてはいかがでしょうか。

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