漢方コラム「通信」

キーワード: 

冷え性の改善そして待望の妊娠

日本全体が寒気団に包まれております。

ある30代の女性から冷え性の相談を受けました。小学生の頃からの症状で、冬場にはしもやけが出来たり、足が冷えて眠れなかったり頭痛にも悩まされていました。

店頭で体質を確認し漢方薬を飲み始めたのが昨年の秋です。その後頭痛は鎮痛剤を飲まなくても良い程度まで軽減し、またこの冬の寒さにもかかわらず冷えの改善を実感しているようです。また服用後三か月目には念願の妊娠のご報告を頂きました。お渡ししている漢方薬には呉茱萸(ごしゅゆ)、人参、生姜などを配合しており、胃腸の働きを整え血行を盛んにしますので、妊娠はお腹や末端の冷えを改善した結果によるものと推察いたします。ここで大切なのは人間の寒熱の感覚は必ずしも体温の寒熱と一致しないことがあると言う事です。また寒熱が錯綜している場合もありますので温めるだけが改善の道筋とならないということです。

お悩みの方は漢方専門にご相談ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

妊娠三穴

妊娠しやすい身体づくりのツボとして知られているのが神闕(しんけつ) 、関元(かんげん)、気衝(きしょう)です。子宮の血流を改善し生命力養うことにつながります。体質に合った漢方薬の服用とそとからの温灸をお勧めいたします。

無料相談はこちら