漢方コラム「通信」

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目の乾燥などスマホ世代に飲む目薬がお勧めです

梅雨に入り傘の手放せない毎日です。あるサラリーマンの男性から目のご相談です。単身赴任が続き特にストレスを溜めると目が乾燥するようで、さす目薬ではなく中から良くしたいということで漢方薬をお買い求め頂きました。

漢方薬には山薬、山茱萸、地黄、菊花、枸杞子など補う生薬が配合されており、ご高齢の方や目が弱いと感じていらっしゃる方向きです。この方は服用後段々と目が潤うようになり、以前のような乾燥する感覚がなくなったと言います。中医学では目に症状が出た場合は単に目の問題と捉えるのではなくからだ全体のバランスが崩れていると考えます。「肝は目に開竅(かいきよう)する」と言われますが、東洋医学で言うところの肝と腎を補うことが目の諸症状改善につながります。現代はストレスだけでなくパソコンやテレビ、スマートフォンなど目の負担になるケースが多く「目のためのエネルギー」が不足しがちです。

古来より血液は目の栄養の源と考えます。体質によっては血を補い目の働きを助けることも大切です。目の奥が痛い、ぼやける、急に視力が低下してきた、あるいは目から来る頭痛、肩や首筋の凝りには飲む漢方薬をお勧めいたします。

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