漢方コラム「通信」

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頑固な皮膚の痒みが漢方薬で軽減

木に春の息吹を感じます。新座市にお住まいの女性から皮膚の痒みについてご相談をお受け致しました。半年ほど前から足を中心にむず痒くなり、いくら軟膏を塗っても治まらず就寝中、思わず掻きむしってしまうと言います。

さっそく漢方薬をお飲み頂き一か月も経たずに症状が軽減し、軟膏を塗る頻度が減ったと言ってお電話を頂きました。複数の薬方には桂皮や芍薬、麦門冬、人参、麻黄などを含み気血の巡りを良くし代謝を改善します。皮膚病一般に言えることですが、患部そのもののトラブルだけでなく内臓機能の影響が表面化する場合があるように感じています。この方の場合はご高齢であることから皮膚の修復能力が衰えているのは当然ですが、おそらく肌の保湿機能が低下して痒くなっていたのではと漢方の内容から推測できます。高齢になればどうしても代謝が低下し汗もかきにくくなるものです。その点漢方薬は汗腺を刺激し心地よい汗を促し保湿してくれます。養生も必然と適度な運動が大切と言えます。

何をしても改善しないと皮膚症状でお悩みの方には内側から手当てする漢方薬をお勧めいたします。漢方専門薬局にご相談ください。

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