漢方コラム「通信」

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顔面神経麻痺のお悩みに漢方薬をお勧めいたします

に濡れた紫陽花はいっそう鮮やかに映ります。都内にお住まいの方から顔面神経麻痺の相談をお受けしました。数か月前に突然顔面に違和感を覚え病院で顔面神経麻痺と診断されました。顔が引きつり、目や口が自由に動かせないだけに心の打撃は大きく、特別な事がない限り外出を控えたい心境の様でした。

そのような状況の中、漢方薬をお飲み頂き徐々に顔の歪みが戻り、電話で「リハビリの先生より経過は予想よりも早く順調だ」と、わざわざご報告してくださいました。漢方薬には当帰、地黄、川芎、牛膝(ごしつ)など気血の巡りや水滞を改善する処方を組み合わせてお飲み頂いております。顔面神経麻痺には特別な場合を除き、ベル麻痺とハント症候群があります。最近では専門医より両者ともにウイルスの関与が指摘されております。漢方的にはウイルスに対処しながら気血の巡りを良くすることが快方につながると感じています。また症状改善には正しいリハビリの知識も欠かせません。お悩みの方はご相談ください。

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