漢方コラム「通信」

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足腰の弱る70代、80代の方にとって漢方薬は転ばぬ先の杖です!!

葉が美しい季節となりました。ある80代の男性より腰痛の相談をお受けいたしました。脊柱管狭窄症と診断され、痛みだけでなく最近は足元もふらつき、夜中這いつくばってトイレにいくご様子でした。不安に感じた家族は包括支援センターへも相談する程でした。

早速漢方薬をお飲み頂き、徐々に立ってトイレへ行けるようになり、先月には電車で都心まで同窓会に出席できたと喜んでおられます。漢方薬は散寒薬と補腎薬を組み合わ胃腸にも良い内容でご提案いたしました。症状が改善したご様子から判断するとこの方は五臓六腑の中の脾と腎が弱っていたのではと推測いたします。脾とは胃腸のことで腎とは骨やホルモンを意味します。腎虚にはこの方のように冷えタイプの腎陽虚と冷えを感じなかったり、ほてるタイプの腎陰虚があります。腎虚が進むと足腰が弱ったり、腎精の減退が進み病気にもなり易いと考えます。足腰の弱りや疲れ易いと感じている方には体質に合った漢方薬を是非お勧めいたします。

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