漢方コラム「通信」

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排卵障害に悩む20代の女性

桜の芽が膨らみ春の息吹を感じます。

る20代の女性から子宝についての相談を受けました。症状を伺いますと生理不順で生理が来ないことがあり、婦人科では多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されたそうです。基礎体温表を確認してみると全体的に体温が低く、排卵誘発剤を服用しておりました。早速漢方薬をお飲み頂き自力で生理が来るようになり、その翌々月には妊娠反応が出て大変に喜ばれました。漢方薬は当帰を主にした薬方で党参、黄耆と共に身体を温め虚を補います。不妊症で悩む方の中には冷え性で尚且つ虚証と言われるタイプの女性が多くおります。この方の場合は卵巣から上手く排卵できないところに問題があった訳ですが、多嚢胞性卵巣症候群に限らず生理が乱れる要因は様々です。漢方薬はホルモンバランスを整え血行を改善することにより妊娠しやすい身体づくりが可能です。

生理不順や生理痛、子宝を希望されている方は体質に合った漢方薬を取り入れてはいかがでしょうか。

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