漢方コラム「通信」

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冷え性体質に漢方薬が最適です!!

冬と言っても朝晩と強い冷え込みを感じます。この時期ご相談の多い症状の一つが冷え症です。ある80代の男性から、冬場足が冷たく靴下を履いてもなかなか寝付けないと言って来られました。早速漢方薬をお飲み頂き数か月、靴下なしで寝れると言ってくださり、悩みの腰痛も和らぎ尚継続して服用中です。薬方にはただ単に冷えの改善と言うよりも腰痛、体力低下などに対応する補腎薬を含みます。またある50代の冷え症体質の女性は大きな病気を患い体力を落としていた状況でした。服用後ぽかぽかとまではいきませんが胃腸の働きも良くなり、元気を取り戻したご様子でした。また気になる直腸癌のマーカーの数値も改善し自分に合っていると納得しておられました。

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今回の症例は漢方薬を飲んですぐに温まるというよりもからだの様々な不調や体質に働き、結果的に温まっているとも考えられます。冷え症に対する漢方薬は体質により様々です。悩みの方はご相談ください。年末年始は12/27から1/3まで休業となります。 タウン通信151216号

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たかが冷え性、されど冷え性

最近は体温が35度台の方が多く、とかくないがしろにされやすい冷え性ですが、免疫の低下を招き上記コラムにあるような病気や様々な体調不良につながりかねません。冷え性のうえ最近便の出が悪い、下痢をする、傷の治りが悪い、肌がかさつく、よく風邪を引くなど気になっている方はお気を付け下さい。

体質に合った漢方薬で冷え対策

タイプに合わせ気・血・水のバランスを整え、内側から冷えを解消しましょう。
気・・・過度のストレスが末梢血管を収縮させて血行障害を招くタイプ
血・・・貧血体質などにより血行が不足しているタイプや血が滞っているタイプ
水・・・水分摂取が多いか、水分代謝が悪いタイプ

冷え症に養生こそが大切

食事・・・・漢方薬を体質に合わせてお飲み頂いたうえで、普段の養生が欠かせません。糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのバランスが大切です。特に冷え性の方にはタンパク質、ビタミン、ミネラルを積極的に取ることをお勧めします。
適度な運動・・・・熱の産生の多くはは筋肉で作られます。ですから冷え解消のためには有酸素運動で脂肪を燃焼し筋肉量を増やすことが大切です。

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