漢方コラム「通信」

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五十肩で着替えに困っていた70代の女性

もう春はすぐそこです。

ある70代の女性より肩の痛みについてご相談を受けました。昨年6月に発症し五十肩と診断されたそうです。腕の動きに制限を感じ衣服の着脱が特に辛いご様子です。

早速漢方薬をお飲み頂き比較的早くに効き目を実感されました。普段だったら天候が悪く気温が低い日などは、痛みが強く出るはずが痛みを感じなくなったそうです。この方には麻黄、白朮、附子、人参などの生薬を含む処方を複数組み合わせ、体質に合わせてお飲み頂いております。内容的には強い鎮痛作用と言うよりも、体力的に虚を補い温めながら凝りや腫れを取り去る虚寒証タイプになっています。

五十肩の多くは関節周囲の柔軟性を失った状態だけに、服薬と同時にリハビリが大切です。漢方薬の服用は肩関節の可動範囲を広げリハビリの助けにもなります。お悩みの方は是非ご相談ください。

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四十肩、五十肩とは

正式には肩関節周囲炎と言います。40代、50代に多く発症しますが60代、70代の方にもみられる症状です。肩や腕の付け根あたりの痛みを感じ、腕が上がらない、後ろに回せないなどの状態になります。普通片方の肩が動かなくなることが多いのですが、交互に起こったり、両方同時に起こったりもします。

原因は何か

ちょっとした打撲やけがが切っ掛けで発症したり、寝たきりの状態が長く続いたことによる場合もあるでしょう。また特別な原因がない場合も起こりえます。これは肩関節周辺の筋肉や腱などがケガや老化現象のために動きが悪くなり痛みを感じたり、凝ったりするのです。つまり肩関節の周囲の老化で骨そのものには問題はありません。

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