夏の膀胱炎に悩む60代の女性
暑い毎日となっております。ある60代の女性から膀胱炎の相談を受けました。一年を通して比較的夏場に症状が多く出るようで、排尿の痛みと出来きらない感じがとても不快だと言います。
早速漢方薬をお飲み頂きお小水の出が良くなり排尿痛や不快な残尿感はなくなったようです。漢方薬には滑石(かっせき)、沢瀉(たくしゃ)、阿膠(あきょう)などを含み細胞に溜まっている余分な水を膀胱に引き込み、炎症を鎮めます。また粘膜の修復を助けます。汗をたくさんかく夏場は尿が濃縮し、雑菌が繁殖しやすくなると考えられます。それぞれ状況にあった水分摂取が大切です。また体質的な虚であったり、冷えなどがある虚寒証タイプの方には患部を温め虚を補う薬方を組み合わせて対応することも必要になります。
夏から秋にかけて体力を消耗し、膀胱炎を発症しやすくなります。お悩みの方は漢方専門店にご相談ください。
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