季節の変わり目に悩まされる喘息症状に漢方薬
紫陽花の映える季節となっております。
ある50代の女性から喘息についての相談を受けました。毎年季節の変わり目に発作を起こし、漢方で穏やかにでも良いので効くものはないかとご来店になりました。症状は喘息特有のヒューヒューという喘鳴があり、朝方発作に苦しんだ経験から、またいつ発作が起きるかと恐れを感じていました。早速漢方薬をお飲み頂いたところ発作は治まり、以前のような不安な気持ちもなく過ごせていると言います。
漢方は複数の薬方を組み合わせてお飲みいただきましたが、多くの場合麻黄剤を必要とし気管支の収縮を抑えます。喘息症状を細辛や附子などで温めながら治したり逆に炎症の程度によって厚朴や石膏、黄連、柴胡といった気管支の熱を取り去る生薬が必要になる場合があります。更に精神的な抑うつ、アレルギー体質の改善など状況に合わせた薬方をお飲み頂く事が予防にもつながるのです。お悩みの方はご相談ください。
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