漢方コラム「通信」

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息苦しく疲れていた50代の男性の改善例

年度のスタートいかがお過ごしですか。

ある50代の男性から息苦しく疲れるとの相談を受けました。仕事上のストレスのためかうつ状態にもなっており、病院の検査では異常はなかったものの休職中だと言います。早速漢方薬をお飲み頂き最初は不安気でしたが、息苦しさがなくなるにつれて表情も変わり見事に職場復帰を果たされました。薬方は柴胡、芍薬、厚朴など自律神経のバランスを取る内容です。もともと体格はしっかりとしており実証タイプですが、状態に合わせ虚弱向きの漢方も組み込みお飲み頂きました。虚と実、寒と熱は状況により変わることがあります。症状だけでなく本来持っている体質にも目を配り選薬することが大切です。

春は呼吸が苦しかったり動悸など自律神経系の不調でご来店になる方が増える時期です。自律神経は内臓機能や血管の収縮、体温などを司る重要な神経です。お悩みの方は早めにご相談ください。GWは4/27.28.29及び5/3~6は休業となります。

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