漢方コラム「通信」

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ジストニアの症状に漢方薬

しい紅葉の季節を迎えております。ある20代の学生からのご相談です。肩が凝り首や喉、舌に違和感を感じると言います。医師からはジストニアの診断を受けておりました。元来積極的な学生だったそうですが過密なカリキュラムなど精神的な余裕もなくうかない表情でした。早速漢方薬をお飲み頂きジストニアの症状は軽減し教育実習を無事に終えることができたそうです。漢方薬は複数の処方を組み合わせてお飲み頂いておりますが、柴胡、芍薬、竜骨などは緊張を緩め、抑うつを改善します。

ストレス

ご来店される方のジストニアの症状は首や舌、目など局所的な症状が多く、眼瞼痙攣、痙性斜頸、書痙、痙攣性発声障害などと診断されています。漢方では気の流れが停滞する肝鬱気滞と捉える事ができます。また五臓六腑の関連から肝は筋をつかさどるとも言われています。つまり過剰なストレスが骨格筋を萎縮させて自由な動きを阻害すると考えられます。日常のストレスや課題と上手く向き合い、体質に合った漢方薬をお飲み頂くことが症状克服につながると考えます。お悩みの方はご相談ください。

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ジストニアとは

ジストニアとは筋肉の緊張により不随意運動や異常な姿勢をしてしまう状態を言います。発症部位により全身性と局所性のジストニアに分類されます。局所性の症状としては眼瞼痙攣、頸性斜頸、書痙や痙性発声障害、職業性ジストニアなどがあります。

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