漢方コラム「通信」

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5回の流産を乗り越えて妊娠出産した不育症の女性

草木が芽吹いてすっかり春の気分です。

当店でも赤ちゃんをご希望される方は多いのですが、Yさんは生理不順のうえ妊娠したとしても流産を繰り返しておりました。来店当初は病院の治療に疲れ果てたご様子で、暫くは漢方薬で体調を整えたいとのことでした。早速漢方をお飲み頂き、止まっていた生理も戻り数か月後には「おかげ様で妊娠しました」との報告を受けました。

ところが喜びもつかの間、発熱、咳などの風邪症状に悩まされ入院となり、残念なことに流産してしまいました。しかしYさんはあきらめませんでした。漢方薬を続けて飲んで下さり、再度妊娠に至り元気な赤ちゃんを出産することができました。女性は毎月の生理で血液を消耗します。ですから体質によってはしっかりと養血することが大切です。その後冷えが深く流産し易いことを考慮して蜀椒(しょくしょう)、牡蠣(ぼれい)などを含む薬方を安胎薬としてお飲み頂きました。結局は5回の流産を乗り越えて妊娠出産し、その後元気な赤ちゃんと共に来店して下さいました。お悩みの方はご相談ください。研修のため4/29~5/6まで休業となります。

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