漢方コラム「通信」

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生理痛と頭痛そして目の周り

漢方薬局にご来店のお客様の7割は女性です。


ある40代の女性ですが、十数年来の生理痛に悩んでおられました。生理前になると胃痛、イライラ、不安感、頭痛など月の半分は体調がすぐれないと言います。早速漢方薬をお飲み頂き徐々に快方に向かい、「生理痛、頭痛がないなんてすごい」と言っておられました。薬方を組み合わせ牡丹皮、桂皮、オウゴン、人参などの生薬をお飲み頂きました。目の周りのくすみなどからもおそらく体質的なオ血が関与していたのだと思われます。また別の生理痛の方は疲れやすく、めまいもあり鎮痛剤を常用していましたが、漢方薬を服用して以来、鎮痛剤を服用することがなくなったそうです。裏まぶたの様子や漢方薬から判断すると体質的な血の不足、水分代謝の低下が関与しているのだと考えられます。


「目は口ほどにものを言う」とのことわざがあります。目はその人の心の状態や気持ちを表すとの意味です。東洋医学的には目は肝に配当され、肝臓は血の貯蔵庫です。血液の質や量が落ちると目の疲れ、目の下のクマなどの症状がでることがあります。お悩みの方はご相談ください。

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