漢方コラム「通信」

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ビリビリと鋭い痛みの肋間神経痛に漢方薬

キリストの降誕を祝う季節です。

ある50代の男性から肋間神経痛の相談を受けました。若い頃に背部から脇にかけて表面をビリビリと走る鋭い痛みを感じ始め、以来同じ部位に症状を繰り返していると言います。早速体質に合った漢方薬をお飲み頂きましたところ、一か月もしないうちに調子は上々と効き目を実感されました。薬方は医書『傷寒論』に記されており生薬の組合せにより表証に対応するように働きます。

そもそも肋間神経痛とは12対の肋骨に沿って走行する肋間神経が、何らかの原因で障害されて生じる突発性の痛みを言いますが、この時期は寒さ(寒邪)が厳しくなるにつれて痛みを強く感じる方もいらっしゃいます。また帯状疱疹の後遺症として起こるケースもあり、さらに痛みが増すことがありますので早めの対処をお勧めいたします。

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