漢方コラム「通信」

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婦人科疾患と妊娠について

寒さが一段と厳しくなって参りました。

ある20代後半の女性より体調に関する様々な相談を受けました。冷え性体質で身体が温まらず、冬場は靴下を履いて寝ているといいます。また普段仕事で忙しくカンジダ膣炎が治りきらずに困っておりました。

早速龍胆(りゅうたん)、黄ごん、といった清熱燥湿薬配合の薬方や人参剤も併用してお飲み頂き先ずは冷えが和らいでいることを実感したようで、再来店時には「冷えが和らぎ、この一か月は随分体調が良いです」と言っておりました。その後膣炎の具合も黄色く臭うオリモノが減り、痒みもいつしか忘れた日が続いたようでした。しかしこの方の本当の相談は赤ちゃんを授かることでした。漢方薬を服用し半年ほどしたある日、連絡が入り妊娠したとのことでした。

その後も経過は順調なご様子でした。カンジダは冷え性体質や仕事の疲れも重なったために本来の健康な状態になるのに時間がかかったのかもしれません。結果的に体調が良くなり妊娠できたものとあらためて漢方の良さを実感いたしました。

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