漢方コラム「通信」

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胃腸の具合が悪い

にぎやかな蝉の声がまさに夏真盛りですね。
ある患者さんから胃腸の症状について相談を受けました。みぞおちの辺りが堅く板のようだと言います。薬剤師である私には触診はできませんが医学書にある心下痞硬(しんかひこう)の症状であるとピーンときたのです。触診をせずともお客さんがそう訴えるのです。実は数日前にも同様な症状に困り果てた方が来店されましたがこの方の場合も含めて、人参剤の適応である可能性がありました。

早速医療気功でも確認したところ一人には瀉剤、もうお一方は補剤と別々の内容の漢方の必要を判別、早速飲んで頂きました。良くなることを祈ってておりましたが、今月来店の際はお二人とも快方に向っており大変に喜ばれました。

漢方は今日にみられるような様々な検査手段のない時代に体系化された医学です。経験豊かな漢方医が五感あるいは六感を活かし総合的に処方を導きだしたのです。だからこそ西洋医学の情報も大切なのです。

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