漢方コラム「通信」

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脊柱管狭窄症に苦しむ

2月にしては暖かな陽気が続いております。
西東京市内にお住まいの60代の男性から腰痛の相談を受けました。その痛みがあるため食事も立って摂る有り様でした。検査入院により出された診断は腰部脊柱管狭窄症でした。

早速漢方薬を煎じ薬で調合致しましたが初めは変化がなく数ヶ月して徐々に楽になり、早朝の犬の散歩にも出歩くことが出来るようになりました。この方はお風呂で患部を温めても楽にならずまた実証タイプであることなどを考え生薬として石膏、麻黄(まおう)、朮(じゅつ)などを配合。内容成分が腰椎の炎症を抑えまた血行を改善、自然治癒力を高めます。漢方薬を飲んだからといって狭窄が治るわけではありませんが、生体恒常性の維持に積極的に働き生活に支障のない状態にしてくれるものと考えます。

また再発防止のためには積極的に腰痛体操をお薦めいたします。症状により治るまでに時間の罹る場合とそうでない場合があります。お困りの方は専門店にご相談ください。

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