消化器疾患

胃痛・腹痛

漢方薬を飲んでから嘘のようにだんだん症状が良くなり健康であることのすばらしさを実感しています

十字屋平蔵薬局で漢方薬による胃痛・腹痛のお悩みをサポートします !

 

胃痛・腹痛や胃もたれに悩む方は少なくないと思います。程度によっては吐き気や下痢を伴う場合もあります。原因としてはストレスや飲食、生活の乱れが胃腸の負担となり胃痛・腹痛や胃もたれとなることが考えられます。ただ痛むからと云って胃潰瘍など患部に病変があるとも限りません。炎症がある場合とそうでない場合があります。

機能性胃腸症

胃カメラやバリウムなどの検査で胃潰瘍、胃炎などの病変が認められないのにも関わらず、胃のもたれや痛み、胸やけ、吐き気、腹部膨満感を感じる症状のことを言います。つまり胃けいれん、神経性胃炎と言われる状態です。胃腸の動きを助ける、人参が主になります。またイライラなどの精神的ストレスが強くなると胃腸の働きを弱め(肝脾不和)たり、胃腸の冷えが動きを鈍らせている場合もありますので状況や体質的に考慮する必要があります。

だからこそ養生と漢方薬

痛み=炎症やただれを連想しやすいですが必ずしもそうではありません。機能性胃腸症の場合は胃カメラなどで観てもらっても潰瘍などの病変がないわけですから、人参剤などの胃腸機能を助ける漢方や過敏になっている症状を軽減させることで改善することが出来ます。食事の摂り方、生活の様子、胃腸や舌、舌苔の具合なども考え合わせ選薬していきます。
胃に炎症がなくても以下の状況で胃腸に痛みを感じご来店になるお客様が多くおられます。

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慢性胃炎による痛み

通常胃は粘液が胃の粘膜を守っていますが、食生活の乱れや過度なストレスが粘膜破壊を起こし胃炎になることがあります。自覚症状としてみぞおちの不快感や胃痛や胃もたれ吐き気などです。背中に重い痛みを感じることもあります。胃炎には急性と慢性胃炎がありますが慢性化すると表層性胃炎そして萎縮性胃炎へと変化していきます。粘膜の回復が遅れると胃潰瘍、十二指腸潰瘍となる場合もありますので早めの手当てが大切です。またお腹の急な痛みは急性虫垂炎、急性胆のう炎、腸閉塞などもあり得ます。激しい痛みの場合は専門医にご相談ください。

萎縮性胃炎に漢方薬

漢方薬としては炎症の程度に応じて黄連、黄ゴンなどの配合された薬方や柴胡剤が必要になります。また同時に粘膜の修復や働きを助ける補気薬、滋潤薬も必要な場合があります。選薬には患部の様子だけでなく身体全体の体力体質によってもかなり幅があります。

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漢方薬による改善例(症例)

(東興通信 80820号)
ある60代の主婦からのご相談です。胃の周辺部に圧迫感とも取れる痛みを感じ、妙な考えが頭を過ぎり不安感に襲われるといいます。痩せ型で冷え性体質、どう見ても体力はありません。早速漢方をお飲み頂き胃の痛みは和らぎ、体調が良いと言って来られました。また飲み始めてから不安感も和らぎ、睡眠も気持ちよく取れるといいます。この方の漢方には良姜(りょうきょう)、茴香(ういきょう)などの芳香性健胃薬が配合されており胃の働きを助け、胃部の不快感や胃アトニーを和らげるのです。また桂皮で血脈を巡らすことにより神経症状も軽減したと思われます。胃の痛みといっても体質により様々です。大きく陽証と陰証の二つに大別できますが陽証の場合は舌に白苔を生じる場合が多く、陰証の場合は舌の苔はないか、薄いのが一般的です。この方には舌苔はなく、いくら暑くとも冷たい水は飲もうとしません。

お客様の声

お客様手紙04(消化器疾患)

年半ほど前から、仕事のストレスで毎日下痢、胃痛、腹痛、背中の痛み、吐き気などに悩まされていました。体重も二ヵ月で10キロも落ち、何件もの病院をまわり検査を行い、胃が悪く胃酸によるものだとわかりました。しかし、薬を飲み続けても特に吐き気と背中の痛みは治まらず、仕事もできず辛い日々を送っていた時に平蔵先生に出会う事ことができました。漢方薬わ飲んでから嘘のようにだんだん症状が良くなり健康であることのすばらしさを実感しています。本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願い致します。

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