もう悩まないニキビ・ニキビ跡の治療・改善法を徹底まとめ

十字屋平蔵薬局 薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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「ニキビを早く治したい!」
「ニキビ跡が気になる!」
ニキビは誰もが経験する皮膚疾患です。日頃から十分ケアしているつもりでも、できてしまうニキビに悩んでいませんか?あなたのニキビの原因は、スキンケアの方法や治療法が間違っていることも考えられます。ニキビの対処法を間違うと、ニキビが悪化し、ニキビ跡として肌に残ってしまうでしょう。残ってしまったニキビ跡は、なかなか治すことができません。ニキビができたら、適切な方法で治療することが大切です。そこで、この記事では、発症したニキビの治療法とニキビ体質からサヨナラする改善方法をご紹介します。

  1. ニキビを知ろう~基礎知識~
  2. ニキビができやすい人の特徴
  3. ニキビに効く治療法とは?
  4. ニキビ跡ができる原因と対策
  5. ニキビに効果のある薬は?
  6. 病院でのニキビ治療について
  7. ニキビ体質を改善!ニキビに効果的な漢方薬
  8. 日常でできるニキビ予防法
  9. ニキビについてよくある質問
  10. まとめ

この記事を読むことで、ニキビができたらどうすべきか?ニキビが悪化することなく最小限の炎症で抑えるにはどうしたらいいかなど、ニキビの対処法も知ることができます。ニキビとはもうおさらば!ニキビのことをよく知ってニキビの悩みを改善しましょう!

1.ニキビを知ろう~基礎知識~

知ってるようで知らないニキビについて学んでいきましょう!

1-1.ニキビって何?どんな病気?

ニキビは、医学的には”尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)”と言って慢性炎症性疾患の1種です。毛穴が詰(つ)まり、細菌が増殖すると炎症を起こします。

【ニキビの原因菌アクネ菌とは?】

アクネ菌という言葉を聞いたことはありませんか?ニキビ薬のCMなどで耳にした方も多いでしょう。アクネ菌は皮膚に存在する「常在菌」です。そして、ニキビの原因菌もあります。アクネ菌は「嫌毛性」の細菌で酸素があると活動できません。 毛穴を寝床にし、皮脂や毛穴の中に詰(つ)まった角質が大好物です。皮脂を栄養分にして増殖し、炎症を引き起こします。これがニキビです。ニキビの炎症が進むと赤く腫(は)れあがり膿(うみ)が溜(た)まります。ここまで進行するとかなり重症です。

【ニキビは悪化すると大変!】

ニキビが悪化し、膿(うみ)が溜(た)まった状態を嚢腫(のうしゅ)と言います。嚢腫(のうしゅ)になると、炎症が治まったとしてもニキビ跡になる確率は高いです。ニキビの嚢腫(のうしゅ)が悪化すると、毛穴から膿(うみ)が出てます。膿(うみ)が出ると周りの皮膚に炎症が広がってしまうのです。ニキビをつぶして膿(うみ)を出す行為はニキビ跡を作りニキビを増やす原因になります。

1-2.ニキビの症状

ニキビの症状には6つの種類があります。

  1. 面ぽう
    毛穴が皮脂に溜(た)まった状態。すでにニキビができ始めている状態ですがまだ肉眼では見えません。
  2. 白ニキビ
    毛穴が皮脂で詰(つ)まり、毛穴の先が閉じた白ニキビ。白くプツっとした吹き出物が出て肉眼で確認できます。炎症は起きていませんが、毛穴の中ではアクネ菌が増殖しはじめた状態です。
  3. 黒ニキビ
    ポツポツとほくろのようなニキビです。白ニキビと同じく、ニキビの初期段階。毛穴に溜(た)まった角質やアクネ菌が、増殖し毛孔を押し上げ表面に出てきます。皮脂は空気に触れると酸化し黒くポツポツとした吹き出物になるのです。小さなものでも目立ちます。鼻の頭にできる黒いポツポツは毛穴ではなく黒ニキビなのです。
  4. 赤ニキビ
    赤ニキビが一般的に言われる「ニキビ」の状態。毛穴の内部は、アクネ菌が増殖し炎症が起きています。毛穴だけではなく周りの皮脂も腫れ盛り上がっている状態です。
  5. 黄色ニキビ
    赤ニキビがさらに悪化すると化膿(のう)し黄色ニキビになります。毛穴で増殖したアクネ菌や皮脂が内容物となり周囲の組織まで漏れ膿(うみ)が溜(た)まるのです。炎症は、皮膚の奥の真皮層まで達しています。ケア方法を間違えると跡が残る可能性が高いニキビです。
  6. 紫ニキビ
    もはや重度の皮膚炎といえるべき状態です。ニキビが悪化しすぎて、血や膿(うみ)が溜(た)まり紫色に腫(は)れあがってきます。ここまで悪化すると自力のケアは不可能です。ニキビ跡になる可能性は、黄色ニキビより高く適切な対処をしなければなりません。

1-3.ニキビができる3つの原因とは?

ニキビができる一番の原因は”毛穴が詰(つ)まること”です。毛穴が詰(つ)まる原因を確認してみましょう

【思春期によるもの】

思春期では、男性ホルモンが急激に増加するため、皮脂の分泌が活発です。皮脂の分泌量が増すと毛穴に皮脂が詰(つ)まりニキビの原因になります。思春期の毛穴は、まだ十分に発達していません。毛穴が詰(つ)まりやすい時期でもあるのです。皮脂や角質が老廃物と混ざりアクネ菌が増殖するとニキビになります。思春期ニキビは20歳前後になれば、落ち着くでしょう。

【睡眠不足とストレス】

大人ニキビができる主な原因は2つあります。

  1. 睡眠不足
  2. ストレス

人は強いストレスを感じると、体が緊張し血流が悪くなります。血流を促すため、分泌されるのが抗ストレスホルモンです。抗ストレスホルモンは、皮脂腺を刺激し皮脂の分泌が多くなります。ニキビが増える原因です。また、睡眠不足では、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が優位にたってしまいます。交感神経は男性ホルモンの分泌を促進するため、皮脂分泌が増加してしまうのです。女性の場合は生理周期後半に分泌する黄体ホルモンも関係しています。黄体ホルモンは男性ホルモンと同じように皮脂分泌を過剰する原因でもあるのです。大人ニキビの原因に多いのは、ホルモンバランスが大きく関係しています。

【気を付けたい!外的要因】

私たちの日々の行動にもニキビの原因となるものがあります。それが外的要因です。手には雑菌や汚れが付着しています。無意識に顔を触ると手についた雑菌でニキビが悪化するのです。また、フェイスラインのニキビは、洗顔料をよく落としていないことでも引き起こされます。間違ったスキンケアや肌に合わない化粧品も大人ニキビの原因です。毛穴が詰(つ)まる成分やメイクしたまま寝てしまう行動はニキビの原因となります。

1-4.ニキビができやすい場所

【顔のニキビ・・・おでこ・頬(ほお)・顎ニキビ】

顔の中でも、おでこや生え際にできるニキビは、皮脂分泌が多く髪の毛の刺激によるものが多いです。ヘアスプレーやシャンプーの刺激も受けやすく洗い残しなども原因になります。一方、あごにできるあごニキビはホルモンバランスの乱れが原因です。ストレスや睡眠不足などが続くと顎ニキビが発生します。女性が特に気になる頬(ほお)のニキビは、悪化することも多いです。頬(ほお)ニキビの原因は生活習慣の乱れと脂肪の多い食生活・メイクも関係しています。日焼けも顔ニキビを引き起こす原因です。

【鼻ニキビ・鼻の下ニキビ】

鼻は皮脂が分泌される皮脂腺が多いためニキビができやすい部分です。鼻の頭は、毛穴も詰(つ)まりやすくポツポツとした黒ニキビや赤ニキビが多く発症します。鼻の下は汗をかきやすく汚れも溜(た)まる部分です。睡眠不足やストレスの多い生活を送ると鼻の皮脂腺から皮脂が過剰分泌され、鼻の下ニキビの原因となります。鼻の下・小鼻にできるニキビは、白ニキビや赤ニキビが多いです。

【背中ニキビ】

背中は皮脂分泌と汗が多く、毛穴詰(づ)まりが起こりやすい場所です。また、洋服の刺激や蒸れなどでニキビができやすい環境にあります。背中ニキビは広範囲に出やすく1度治っても繰り返す傾向が強いです。背中は洗いづらいため、石けんやシャンプーの洗い残しも背中ニキビの原因になります。

【首にできるニキビ】

デコルテや首、胸元にできるニキビは、汗の影響が大きいです。首は汗をかきやすい場所ですが洗いづらく、石けんの洗い残しも目立ちます。アクネ菌は石けんカスも大好きなので、ニキビができる原因になるのです。また、女性に多い冷え性も首元のニキビと関係があります。冷え性で足先が冷える方は、血流が滞り、首周りの血流が悪くなるでしょう。血流が悪くなると新陳代謝が促進されず、ニキビができる原因になります。

【腕のニキビ】

顔のニキビで悩んでいる方は多いですが、実は人知れず腕にできたニキビで悩んでいる方も少なくありません。肌の乾燥や紫外線・ストレスが原因です。ホルモンバランスが崩れたときにも腕に現れます。

1-5.ニキビと吹き出物の違いとは?

ニキビと吹き出物どう違うの?と疑問に思ったことはありませんか?実はニキビと吹き出物は同じものなのです。ただし、一般的には、

  • ニキビ=思春期
  • 吹き出物=大人ニキビ

と認識されています。思春期を過ぎてできたニキビが、吹き出物(大人ニキビ)と呼ばれているのです。思春期のニキビは思春期を過ぎれば自然にできにくくなります。しかし、吹き出物は、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣、ストレスなどさまざまな原因で繰り返すことが特徴です。

2.ニキビができやすい人の特徴

2-1.ニキビができやすいのは体質?

食生活に気を付け、生活習慣を改善してもニキビができるという方は、ニキビ体質の可能性があります。ニキビができやすい体質を見てみましょう。。

  • 皮脂が分泌されやすい体質
  • 毛穴が小さい

上記の体質は、どちらも毛穴が詰(つ)まる原因です。皮脂が分泌されやすいのは、男性ホルモンや副腎皮脂ホルモンが多いことが影響していると考えられます。毛穴は人それぞれ大きさが違うため小さい毛穴の方はそれだけでニキビができる可能性が高くなるのです。

2-2.ニキビができやすい人の特徴

ニキビができやすい人には共通した特徴があります。

  • 洗顔のやりすぎ
  • 肌の保湿ができていない、乾燥ぎみ
  • メイクを落として寝ない
  • 睡眠不足
  • バランスの悪い食生活
  • 生活習慣の乱れ
  • 寝具が不衛生
  • 髪の毛が顔にかかっている

いかがですか、上記の項目に当てはまるものはありましたか?皮脂が気になるからといって洗顔をやりすぎるのは、肌に必要な皮脂まで取ってしまいます。肌が乾燥すると、皮脂を補おうと過剰分泌してしまうのです。乾燥は肌荒れの原因にもなります。メイクを落として寝ないのは肌荒れの原因です。寝具が不衛生・髪の毛が顔にかかるのも、肌の雑菌を増やしアクネ菌が増殖してしまいます。ニキビができやすい人は、上記のような行動を取っていることが多いです。

2-3.ニキビができやすいのは男性?女性?どっち?

男性と女性、ニキビができやすいのはどちらでしょうか?答えは男性です。男性は、男性ホルモンの影響を強く受けます。皮脂が過剰に分泌されるため、ニキビができやすいのです。女性の体に分泌される男性ホルモンは、男性の20分の1と言われています。女性ホルモンの1種である”卵胞ホルモン”にも、皮脂を抑制する働きがあるのです。とは言っても、男性ホルモンだけがニキビの原因ではありません。女性でもニキビで悩んでいる方は多いです。一方キレイな肌の男性もいます。ニキビができやすいかはあくまでも目安でニキビが悪化しやすい要因があるかどうかが重要なのです。

2-4.ニキビは遺伝する?

さまざまな場所で”ニキビは遺伝する”という噂(うわさ)が流れています。しかし、ニキビは遺伝病ではありません。ニキビが遺伝するのではなく、肌質が遺伝します。ニキビを発症しやすい肌質を受け継いで生まれてくることで、子供もニキビができやすくなるのです。また、両親の生活習慣を真似(まね)ることでもニキビの体質が遺伝したように見えてしまうこともあります。厳密には遺伝ではありません。ニキビができやすい環境や習慣を親から受け継いだことで”ニキビは遺伝する”と噂(うわさ)されたのでしょう。

3.ニキビに効く治療法とは?

ニキビの治療法には大きく分けて2つあります。
病院で治療と市販薬などを使い自分で治す方法です。ニキビの重症度や種類によっても治し方は異なるでしょう。この項ではニキビの種類別、自分でできるケア方法をご案内します。

3-1.ニキビの種類別治療法

【白ニキビの治し方】

白ニキビは、赤ニキビのように炎症まで進んでいない状態です。汚れが詰まっているだけなので、スキンケアに気を付けるだけで治ることも多いでしょう。毛穴を優しくキレイに洗浄し、たっぷりと保湿をしてください。洗浄力の強い洗顔剤の使用は控えます。

【黒ニキビの治し方】

黒ニキビもまだ炎症を起こしていない状態です。白ニキビと同様、適切な処置をすれば治すことができます。黒ニキビは、毛穴の角柱が黒ずみの原因です。酸化して黒ずんだ毛穴を”優しい洗顔””刺激の弱い毛穴パック”でキレイにします。毛穴パックは、剥(は)がすタイプではなく洗い流すタイプを使いましょう。ニキビのケアはとにかく”刺激を与えず優しく”がポイントです。

【赤ニキビの治し方】

赤二キビはすでに炎症を起こしている状態です。見た目にも目立つため”自分でつぶす””メイクで隠す”など刺激を与えてしまう方も多いでしょう。赤ニキビは極力触らず、肌を清潔に保つことが1番です。シャンプーや洗顔料の洗い残しに気を付け、長時間のメイクは避けましょう。赤ニキビを治すには、生活習慣・食生活の改善をし、必要に応じて抗生物質やホルモン療法を行います。

【黄色ニキビの治し方】

黄色ニキビはニキビとしては、非常に重症です。これ以上悪化しないためにもできるだけ早く治療しましょう。黄色ニキビは病院を受診したほうがいいレベルのニキビです。自己判断での治療は避けてください。そして、”絶対に触らない””つぶさない”ことが大前提です。刺激を与えると、ニキビ跡になる可能性が高くなります。

3-2.ニキビケアのための洗顔方法

ニキビができてしまったら、いつもと違う洗顔の方法でケアしましょう。ニキビに使う洗顔料は、刺激の少ないものを選びます。スクラブやメンソール入りのものは避けてください。

【洗顔方法】

  1. 泡を立てる
    清潔な手に洗顔料を適量取ったら、ふっくらとした泡ができるように泡立てます。洗顔ネットを使ってもいいです。ニキビ肌を洗うのは、泡が決め手!キメの細かい泡を立てましょう。
  2. 泡で洗う
    泡が立ったら、顔に手が触れないよう、泡だけで優しく洗いあげます。くるくると円を描くよう洗うといいでしょう。小鼻のきわや、フェイスライン、あごの下も忘れずに洗ってください。
  3. 洗い流す
    最後に、ぬるま湯で優しく洗い流します。髪の生え際やあごに洗い残しがないよう注意してください。

3-3.肌質別ニキビの正しいスキンケアとは?

お肌のタイプは、普通肌・乾燥肌・混合肌・脂性肌の4つに分類します。肌質に合わせ正しいスキンケアを行いましょう。

【普通肌】

普通肌は、水分が多くバランスのいい肌質です。ニキビも発症しずらく、できたとしても治りやすい理想的なお肌になります。しかし、季節や生活環境で肌質が変化しやすいため、十分なケアも必要です。普通肌のスキンケアは、先ほどご紹介した洗顔方法で優しく洗い、化粧水は殺菌抗菌作用のあるものを使うとニキビに効果があります。クリームや乳液は、抗酸化作用のあるものを選び、朝晩付けましょう。ニキビ部分には、美容液や保湿剤を付けないよう気を付けてください。

【乾燥肌】

乾燥肌の方は、皮脂量や水分量が少なく、カサカサした状態です。潤いがなく肌荒れやしわに悩まされることも多いでしょう。水分のない肌の角質は硬く皮脂が詰(つ)まりやすいためニキビができやすくなります。休日はメイクを控え、洗顔は短時間で済ましてください。乾燥肌は肌に傷がつきやすいのでこすらないように気を付けましょう。スキンケアは、ニキビ対策の化粧水を使います。乾燥しやすい目元・口元は美容液やクリームで保湿しましょう。

【混合肌】

混合肌とは、Tゾーンは脂っぽいけど頬(ほお)や口元はカサカサしている肌質を言います。化粧ノリが悪く、Tゾーンがテカるため脂性肌を勘違いしてしまう方も多いです。メイクをするしないにかかわらず、クレンジングを欠かさず行いましょう。乾燥しやすい部分は避け、Tゾーンなどテカる部分を中心にクレンジングします。洗顔料はよく泡立て、優しく洗いましょう。ニキビのできている部分には美容液の使用は避けてください。

【脂性肌】

毛穴が開き皮脂が多く、アクネ菌が活発に増殖する条件がそろっています。ニキビができやすい肌です。脂性肌のスキンケアでは、メイクの有無にかかわらずクレンジングを欠かさないようにしましょう。クレンジング後、蒸しタオルで毛穴を開き、洗顔で余分な皮脂を洗い落とすとニキビに効果的です。クリームや乳液は控え、セラミド成分が配合された美容液を乾燥しやすい目元や口元に付けてください。

4.ニキビ跡ができる原因と対策

4-1.ニキビ跡って何?

ニキビ跡とは、ニキビが治ったあとに残る傷跡のことです。ニキビ跡には3つの種類があります。

  1. クレーター
    クレーターは、ニキビの強い炎症により真皮がダメージを受け組織が破壊された状態です。月面のようにくぼみができてしまいます。残念ながら、クレーターになったニキビ跡は自分で治すことは困難でしょう。
  2. 赤み・色素沈着
    顔に赤みや赤や茶色の色素沈着が起こるのニキビ跡もあります。ニキビは治ったのに治ってないかのようなブツブツに悩まされている方も多いです。炎症により、メラニンの過剰生成が起こり、赤みがなかなか消えません。赤みのニキビ跡は紫外線を浴びると色素沈着を起こしシミの原因になります。
  3. ケロイド
    ニキビ跡としてはまれなケースになりますが、ケロイド状に残ることもあります。ケロイドになる原因は、皮膚の再生する際、過剰にコラーゲン繊維が作られ硬くなってしまった状態なのです。自宅ケアや自然に治ることは難しいでしょう。

4-2.ニキビ跡ができる原因

ニキビ跡が残る原因をご紹介します。

  • 肌のターンオーバーが正常に行われない・・・赤み
  • ニキビの炎症・紫外線で肌が刺激を受けた・・・シミ・色素沈着
  • ニキビをつぶした・・・クレーター

ニキビをつぶして中の膿(うみ)を出せば、ニキビが早く治ると思っていませんか? 肌はとってもデリケート 。つぶしてしまうと、ニキビが治ったあとクレーターやケロイドができてしまいます。無理やり膿(うみ)を出すとニキビの周辺の皮膚組織が破壊されてしまうのです。また、間違ったニキビケアも跡が残る原因になります。ニキビはつぶさず、時間がかかっても適切な方法で治療を行いましょう。

4-3.ニキビ跡って治る?

残ってしまったニキビ跡は治るのでしょうか?人の表皮は28日ほどの周期で生まれ変わります。28日間で古い表皮が剥(は)がれ落ち、新しい皮膚ができあがるのです。しかし、真皮は1度壊れると生まれ変わることはありません。真皮が破壊されたニキビ跡、クレーターはなかなか治すことができないのです。

【赤みが残るニキビ跡と色素沈着】

赤みが残るニキビ跡は、日数が経(た)てば薄くなります。ただし、お肌のターンオーバーがうまくできない肌では、ニキビ跡も治りにくくなるでしょう。ニキビの炎症後、紫外線などの影響で、色素沈着を起こしたニキビ跡も、消えにくい状態です。ニキビの炎症が悪化すればするほどニキビ跡も残りやすくなります。

4-4.ニキビ跡の治療法

【セルフケア】

赤みや色素沈着したニキビ跡は、セルフケアで薄くすることができます。赤みが残るニキビ跡には、ビタミンC配合の化粧水や美容液を使ってスキンケアを使うと効果的です。ビタミンC誘導体を配合した化粧品は、お肌の浸透力が高く効果が期待できます。色素沈着には、ピーリングがおススメです。茶色く残ったシミは、消えるまで3年くらいかかると言われています。3年間の間に日焼けしてしまうと消えなくなることも少なくありません。ピーリングとは、古い皮膚や角質をピーリング剤で落とす方法です。ピーリングを行えば、メラニンが皮膚の奥まで沈着するのを防ぐことができます。

【ニキビ跡に効く治療薬】

ニキビ跡は、市販薬だけでは消すことができません。薬によっては、ニキビ跡が悪化する可能性も考えられるでしょう。市販薬を使うより肌のターンオーバーを促し肌を再生することが効果的です。漢方薬などを使い、体を中から変えていく方法もあります。どうしても薬を使いたい場合は、病院を受診し、自分のニキビ跡にあった治療薬を処方してもらいましょう。

【病院でできるニキビ跡の治療】

クレーターになってしまったニキビ跡をセルフケアで治すことは非常に困難です。クレーターのニキビ跡は、病院での治療をオススメします。病院で行う一般的な治療はフラクショナルCO2レーザーです。ニキビ跡にレーザーを照射し、皮膚に傷を付けます。傷が治癒する際に、皮膚が再生される働きを利用した治療法です。フラクショナルCO2レーザーの治療はニキビ跡だけではなく毛穴の改善やアンチエイジングにも効果があると言われています。赤みやシミになったニキビ跡にも使える治療方法です。

4-5.ニキビ跡を改善するための生活習慣

ニキビ跡には、肌のターンオーバーを促進することが大切です。ターンオーバーを正常に起こすため、生活習慣の見直しをしましょう。

【質のいい睡眠】

お肌のゴールデンタイムをご存じでしょうか?22時から2時は、肌の修復や再生に最も大切な時間です。お肌は眠っている間に再生されるためゴールデンタイムには睡眠を摂(と)るように意識しましょう。

【たんぱく質・ビタミンを多く含む食事】

私たちの皮膚や髪の毛・筋肉など体のあらゆる部分はたんぱく質で構成されています。肌の再生が促進するように、たんぱく質を多く含む肉・魚・チーズ・大豆製品を積極的に食べましょう。また、ビタミンやミネラルを多く含む食材(海藻・キノコ・ナッツ・鉱水・ニンジンなど)もニキビに効果的です。

【適度な運動】

ストレッチや軽い運動は、体の代謝機能がアップします。新陳代謝が上がると肌のターンオーバーが正常に行われるようになるのです。老廃物や角質・メラニンの排出もスムーズになります。なかなか運動できない方は、”階段を使う””早歩きする””電車で立つ”など、できるだけ体を動かすように心がけましょう。

【紫外線対策は万全に】

紫外線は色素沈着やシミの原因です。 肌が炎症を起こしている状態は、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまうでしょう。すでにできてしまったニキビ跡も消えにくくなります。UVケアは万全に行い、陽(ひ)に当たらないよう気を付けましょう。

5.ニキビに効果のある薬は?

ニキビが治らないとき、薬を使って今すぐ改善したいと思いませんか?ニキビの薬には、市販薬・処方薬・漢方薬などさまざまな種類があります。ニキビの症状や種類にあった適切な治療薬を選ばなくてはなりません。この項ではニキビの治療薬について詳しくご紹介します。

5-1.ニキビに効くのは飲み薬?塗り薬?

飲み薬と塗り薬はそれぞれの目的が違います。

  • 塗り薬
    薬を直接患部に塗り、ニキビ菌を退治する。ニキビの悪化や新たなニキビの防止。肌の活性化を促しニキビの治りを早くするほか、赤みを抑える効果あり。
  • 飲み薬
    ビタミンB2やB6など食事だけでは摂(と)れないビタミンB群を補給し、代謝や肌のターンオーバーを促進。ニキビのできにくい体に改善する。

塗り薬は、すでにできてしまったニキビや炎症を抑えるために使います。塗り薬は、炎症を抑え、肌の生まれ変わりを促進する目的です。今できてしまったニキビは塗り薬で治療し、飲み薬で新たなニキビを防止するといいでしょう。漢方薬を使い体質改善を図るのも大変効果があります。

5-2.ニキビに効く市販薬

ニキビの市販薬と言えば、チューブ状になっている塗り薬が一般的です。

  • ロート製薬のアクネージアメディカル
  • LIONのペアアクネクリーム

などが有名ですよね。飲み薬は、エーザイのチョコラBBやエスエス製薬のハイチオールCがあります。市販薬は手軽ですが、ニキビの根本的治療にはなりません。間違った市販薬を使うと肌に合わず炎症が悪化することも考えられます。ニキビは、市販薬で治そうとせず、生活習慣や体質改善も含めて治療する必要があるでしょう。

5-3.病院で処方してもらう薬

病院で処方してもらえるニキビ薬をご紹介します。

  • 抗生物質
    アクネ菌を抑え赤み改善。即効性があるが炎症を抑えるだけで、根本的な解決にはなりません。
    飲み薬 ミノマイシン 赤ニキビ・黄ニキビ・紫ニキビに使う。
    塗り薬 ダラシンT アクアチム 肌が弱い方はアクアチムクリームを処方
  • 抗炎症剤
    炎症を抑えるために使います。
    飲み薬 ブルフェン
    塗り薬 イブプロフェンピコノール
  • ビタミン剤
    肌の代謝を高め、皮膚の再生を速めます。
    飲み薬 シナール ハイチオール
  • ニキビの新薬
    2015年に登場した過酸化ベンゾイル入りの新薬です。過酸化ベンゾイルはアクネ菌の抑制と古い角質を取り除くピーリング効果あり。
    塗り薬 ベピオゲル
  • 漢方薬
    副作用が少ないため、肌が弱く薬が使えない人に効果的です。ニキビができやすい人の体質改善に役立ちます。

5-4.ニキビ薬を使う前に~注意点~

ニキビ薬は、自己判断せずニキビや症状に合わせ病院や漢方薬局の処方を受けましょう。市販薬は安く手軽ですが、安易に使うと炎症がひどくなることも多いです。また、病院で処方される薬は、即効性がある一方で副作用の心配もあります。肌が弱い方、薬が合わない体質の方は、天然成分で副作用の少ない漢方薬を使うといいでしょう。漢方薬は漢方薬局で処方してもらえます。

6.病院でのニキビ治療について

6-1.ニキビ治療は何科?

ニキビの治療は皮膚科で行っています。ニキビやニキビ跡に関しては美容皮膚科もオススメです。また、女性に関しては、生理不順や女性ホルモンの影響でニキビができやすくなっていることもあるでしょう。ホルモンのバランスを改善するには婦人科を受診する必要があります。まずは皮膚科へ相談し、必要があれば婦人科へ行きましょう。

6-2.どんな場合に受診すべきか?

”たかがニキビだから”
”ニキビで病院なんて大げさだ”
このように思っていませんか?ニキビは皮膚疾患の1種です。悪化すると化膿(のう)し完治が難しくなります。ニキビだからと軽く見ず、改善しない場合は皮膚科を受診しましょう。残ってしまったニキビ跡も皮膚科で治療できます。

6-3.病院で行うニキビの治療方法

病院で行うニキビ治療には主に6つの方法があります。

  1. ニキビ薬の処方・・・ニキビの症状に合わせ飲み薬・塗り薬を処方する。
  2. 面ぽう圧出・・・ニキビの中にある皮脂や角質をアクネプッシャー( 面ぽう圧出器)で押し出す治療法。
  3. ケミカルピーリング・・・古い角質や皮膚を剥(は)がし肌の再生を促す治療法。
  4. 注射治療・・・炎症の激しいニキビやクレーター状のニキビ跡に行われる。ステロイド剤やプラセンタ・ヒアルロン酸注射がメイン。高濃度ビタミンCを点滴する方法もあります。
  5. イオン導入・・・美肌効果のある美容成分を肌に塗り、微弱電流を流す治療法。電流により美容成分が肌に浸透しやすくなる。美白やアンチエイジングにも効果あり。
  6. レーザー治療・・・セルフケアできないニキビ跡に使われる治療法。ニキビ跡の症状に合わせ、施術内容も異なる。レーザーで肌に小さな傷をつけ、肌が再生する働きを利用した方法です。

ニキビやニキビ跡の治療は、即効性があるものと時間をかけて治療していくものに分かれます。即効性がある強い薬は、副作用の心配も考えなくてはなりません。1つの治療法だけではなく、いくつかの方法を組み合わせて治療していくことも多いです。病院の治療と併用し、体質を改善していくこともニキビの防止につながります。

6-4.ニキビの最新治療法とは?

LEDを用いた”光治療”は、時代の最先端を行く治療法です。IPL(インテンスパルスライト)を皮膚に照射し赤みを改善します。レーザーとは違い、照射部分を破壊する力はありません。副作用の心配がほとんどなく、多様な症状に対応できるところがメリットです。ニキビ治療としては最先端ですが、まだまだ研究がすすめられている段階のため、補助的な治療法になります。

6-5.ニキビ治療は保険適用?

病院で受けるニキビ治療には、治療法や薬により保険適用外のものもあります。基本的には、塗り薬・飲み薬の処方、面ぽう圧出一部の注射は保険が適用される治療です。ケミカルピーリングやレーザー治療・イオン導入などは保険適用外となります。美容効果の高い成分を使う点滴や注射は保険が利かないため注意しましょう。

6-6.病院で治療を受けるときの注意点

悪化したニキビや炎症のひどい状態は、皮膚科での治療が必要です。 しかし、病院へ行けば必ず効果があるとは限りません。炎症や毛穴の改善ができても、新たなニキビ治療にはつながらないことも多いのです。保険が利かない治療を長期間続けるのは経済的負担も大きくなります。ニキビを防止するためには”ニキビがなぜできるのか?”根本から考え直す必要があるでしょう。皮膚科での治療を進めながら生活習慣と体質改善を行うことがニキビを治す最も効果的な方法です。

7.ニキビ体質を改善!ニキビに効果的な漢方薬

7-1.ニキビは漢方薬で治そう!

ここまでニキビの根本的治療には体質改善が必要とお話ししてきました。体質を改善するには、生活習慣と食生活の改善から、ときにはストレスを軽減するため環境を変えることも必要になります。とはいえ、日々の生活の中で行うにはなかなか難しいことも多いでしょう。そこで、オススメの方法が漢方薬を用いた改善法です。症状や体質に合わせて処方された漢方薬なら、副作用も少なく飲み続けるだけで体質を改善することができます。漢方薬を飲めば、今あるニキビだけではなく、”疲れ”や”冷え””ホルモンバランスの崩れ”などニキビができる原因を根本から改善することも可能です。

7-2.漢方がニキビに効くワケ

ニキビができる原因は、人によりさまざまです。病院で処方された薬を使っても改善できないことの方が多いでしょう。その原因は、ニキビのできる理由にあります。ニキビは皮膚疾患ですが、内的要因も大きく関係しているのです。皮脂が多く分泌される原因には、ストレスやイライラなど自律神経が乱れること、食生活や不規則な生活リズムも影響しています。ですから、一人一人の症状や生活習慣に合わせた漢方薬で体の中から治す方法が効果的です。

7-3.漢方薬で治療するメリット

漢方薬を使う1番のメリットは、自分の体質と症状に合わせて調合した薬を使うところです。市販薬や病院ではこうはいきません。漢方薬は、生活習慣と体質の悩みを総合的に見て判断します。1つの症状だけに効く薬ではなく、さまざまな体の不調を漢方で補うことが目的です。漢方で補われた体は、本来持っている力を取り戻し、体質を改善していきます。飲み続けるだけで、効果があるので手軽に行ることもメリットです。

7-4.漢方薬を使うときにポイント

副作用が少ない漢方薬ですが、飲む際には漢方薬局で処方してもらいましょう。漢方薬は、自分の体質と症状に合わせたものを飲む必要があります。忙しい方はインターネットで無料相談を受け付けている漢方薬局を利用するといいでしょう。漢方薬を飲んでいるからと言って不規則な生活やバランスのいい食事を怠るのもニキビの改善にはなりません。漢方薬を飲みながら、日常できる予防法を続けていくことがニキビを治療する近道です。

8.日常でできるニキビ予防法

ニキビができる原因には不規則な生活リズム・睡眠不足・ストレスなど生活習慣に深い関係があります。日々の生活を見直し、ニキビを予防していきましょう。

8-1.睡眠とストレスがニキビに影響する

肌の再生は寝ている間に行われます。肌の再生が最も活発になる22時から2時は寝るようにしましょう。また、睡眠を摂(と)ることで疲れもとれ、ストレスを受けにくい体になります。適度な運動はストレスの解消にもってこいです。睡眠・ストレス解消・運動の3つを心がけるだけでニキビ対策に大きな効果が期待できるでしょう。

8-2.ニキビに効く食べ物と悪い食べ物とは?

口にする食事は私たちの体を作る原料です。栄養バランスが悪い食事や添加物の摂取・偏った食事は、ニキビの悪化や発生につながります。脂質や糖質を多く摂取すると、皮脂腺を刺激し、皮脂分泌が増加するでしょう。髪や肌を作るたんぱく質の不足は肌のターンオーバーが正常に行われず肌再生に影響があります。免疫力も落ちるため、毛穴のアクネ菌が増殖する原因にもなるでしょう。また、コーヒーやアルコールなどを摂(と)りすぎると肌荒れやニキビの原因になります。適度な量を守り、飲み過ぎないようにしましょう。

8-3.ニキビを治すビタミンとは?

肌の健康に大きな役割を担うビタミンは、新陳代謝促進に必要な栄養素です。 ビタミンCはニキビの炎症を抑える効果があります。ビタミンBは新陳代謝の促進や肌の潤いに必要な栄養素です。ニキビを治すためにビタミンCとビタミンBを積極的に摂取してください。ビタミンは体内に溜(た)めておけないため、毎日摂取することが大切です。

8-4.ニキビに効くツボ!

ツボ押しは、コリをほぐし血行をよくする効果と体の治癒力を高める効果があります。血行が良くなると代謝も上がり王廃物の排出もスムーズになるでしょう。ニキビに効くツボをご紹介します。ツボは指で挟むようにギュッギュッと30回くらい押すのがポイントです。

  • 合谷(ごうこく)
    ニキビに効くツボとして有名な場所です。手の甲側の、人差し指と親指の付け根の骨が重なるVの部分を押してください。便秘に効くツボとしても有名です。デトックス効果も期待できます。
  • 腎穴(じんけつ)
    小指の第1関節の部分です。ストレスを軽減してリラックス効果が期待できます。
  • 間衝(かんしょう)
    ホルモン分泌をコントロールする効果があるツボです。薬指の爪の生え際にあります。小指に近い爪の生え際を押しましょう。

8-5.ニキビケアでやってはいけない2つのこと

できてしまったニキビが気になるからといって、絶対にやってはいけないこと・・それは、”さわる””つぶす”ことです。”ニキビは触らず、つぶさない”が鉄則!ニキビ跡になってしまうと治りにくく、一生後悔することなります。触るのもご法度です。指に付いた細菌が原因で悪化する恐れもあるでしょう。ニキビをケアしたいと思ったら、漢方薬を用いた体質改善と生活習慣の見直しで中からキレイにしていくことが大切です。

9.ニキビについてよくある質問

9-1.ニキビができたときはメイクをしてはいけないと聞きました。本当ですか?

メイクは、肌に刺激を与えます。ニキビの炎症が悪化しないよう、できるだけ避けた方がいいでしょう。美容液や乳液もニキビ部分には控えます。ただし、紫外線を浴びる行為は色素沈着の原因です。UV対策は必ず行いましょう。メイクをした日は必ずクレンジングをしてください。

9-2.ニキビができやすい季節はありますか?

ニキビは、新陳代謝が活発になる春や夏に多くなります。春は、新学期や就職など環境が変わりやすい時期です。ストレスを受けること多くなり肌荒れの原因となります。また、夏は皮脂の分泌が多くなり毛穴詰(つ)まりを起こすためニキビが増える時期です。

9-3.便秘になるとニキビが増えるのですか?

便秘が直接ニキビを増やすといったデータはありません。しかし、便秘は体に老廃物が溜(た)まった状態ですから、ニキビにも影響はあります。便秘を引き起こす生活習慣を改善することでニキビの防止にもつながるでしょう。便秘には漢方薬を飲むことで改善されることも多いです。ぜひ漢方薬局へご相談されてみてください。

9-4.女性ホルモンが乱れている診断されました。大人ニキビも多いです。漢方薬で改善できますか?

女性ホルモンの乱れは、漢方で言う血の道(子宮や卵巣)に大きな影響があります。ホルモンが乱れると、月経が正常に起こらなくなるのです。漢方の力で子宮や卵巣の働きを補うことで顔の吹き出物も改善される可能性は十分あります。

9-5.薬局で売ってる漢方薬でも効果ありますか?

薬局ではニキビに効果のある漢方薬を手軽に買うことができます。しかし、自分の体に合わせて調合されたものではありませんよね。体質を根本的に改善して、ニキビ体質から抜け出したいと思う方は、きちんと漢方薬局に処方してもらうといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では知ってるようで知らないニキビについて詳しくご紹介しました。ニキビにはさまざまな種類がありニキビを発症する原因は人それぞれです。ニキビを発症したときは、跡が残らないよう早めに治療しましょう。治療は、つぶしたりせず、時間をかけてじっくり行います。市販薬や病院で治療を受けても、ニキビ体質を改善しないことには根本的治療とは言えません。1度治っても、次から次へとニキビが出てくる方は、生活習慣を見直しましょう。漢方薬で体質改善をするのもオススメです。

十字屋平蔵薬局 店主 富居 博典

監修者

富居 博典
十字屋平蔵薬局 店主

所属研究会・勉強会
東洋漢方研究会/伝統漢方研究会緑健会日本中医薬研究会

東京薬科大学卒業後、総合病院・調剤薬局での実務経験を経て、漢方専門薬局『十字屋平蔵薬局』を開業。

漢方薬だけでなく病気や症状・治療薬・医療全般についても精通しており、一人一人の治療経過や薬歴を踏まえた提案・養生指導が好評を得ている。地域情報誌にて健康コラム『平蔵の漢方相談』を連載。15年以上続く長寿コーナーとなっており、長きにわたって地元の人々に親しまれている。


十字屋平蔵薬局