体調を崩しやすい原因とは?体質改善したい人必見!

十字屋平蔵薬局 薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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体調を崩しやすい原因は何でしょうか。
特定の季節になると風邪を引きやすくなる人や産後うつなど、頻繁に体調を崩す人は多いものです。
中には、強いストレスを感じると体調が崩れる人もいると思います。
体調を崩しやすいのは体質なのでしょうか。

  • ある時期になると決まって体調を崩す
  • 頻繁に体調が崩れる原因を知りたい
  • 漢方薬で体質を改善することはできるのか?

常に健康的な体を手に入れるために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

1.頻繁に体調が崩れる原因

頻繁に体調を崩す人は、その原因を知りたいと思いませんか?
いつも健康でいる人との違いは何なのでしょうか。

1-1.ストレス

ストレスは心だけでなく、体にも悪い影響を及ぼします。
ストレスの多い現代社会では、ストレスが原因で体調を崩す人が非常に多いのです。
ストレスが原因の体調不良は、軽く考えがち。
しかし、放置すると大変なことになってしまうのです。
ストレスが原因の体調不良には、頭痛や不眠、自律神経失調症などがあります。
代表的な頭痛としては、偏頭痛や緊張性頭痛などがあるでしょう。
ストレスを放置していると心が悲鳴をあげ、症状として体に表れます。
その1つが頭痛であり、それぞれの症状によって対処法は変わってくるのです。
また、過度なストレスが原因で不眠になる人も少なくありません。
睡眠は健康の基本であり、良質な睡眠を得ることができないとさまざまな体の不調が現れることになるでしょう。
めまいや耳鳴りのような体調不良が現れる場合は、自律神経失調症の可能性が考えられます。
自律神経は全身の器官をコントロールしており、そのバランスが崩れるのが自律神経失調症です。
ストレスを感じたときだけでなく、生活リズムや環境が変わるときなどにも、このような症状が現れやすくなるでしょう。
そのほかにも、ストレスは円形脱毛症や免疫系、血圧にも影響します。
普段からストレスを感じやすい人は、体調を崩すことが多いでしょう。

1-2.過労

普段は健康体でも突然体調を崩すことがある場合は、過労が原因になっている可能性があります。
疲れの感じ方には個人差があり、知らず知らずのうちに疲れをためてしまっている人も多いのです。
この状態を「隠れ疲労」と呼びます。
疲れていることを人に気付かれないように頑張ってしまう人、疲れているという自覚がない人は「隠れ疲労」に陥りやすいのです。
最悪の場合、過労死につながることもあるということを覚えておきましょう。
特に注意したいのが、以下のような人たちです。

  • 人から頼りにされると頑張ってしまう性格
  • 大きな課題を達成した後の充実感が好きな人
  • 多少疲れを自覚していても、楽しいイベントなどに参加すると疲れが取れると思っている人
  • 休日は自宅で休養せずに、遊びや買い物などで外出するようにしている人
  • 眠っている時間がもったいなく感じる人
  • 心身を活動的に維持している時間が長く、休息する時間が短い人

1-3.運動不足

現代人に多いのが運動不足からくる体調不良です。
体を動かすことで新陳代謝がよくなり、血液が体の隅々までスムーズにめぐるようになります。
そのため、体をあまり動かさずにいるとこの働きは鈍くなってくるのです。
その結果、血液の流れがゆっくりになったり、血行不良状態になったりします。
だるさやむくみ、頭痛、体のコリなどといった体調不良を引き起こしやすくなるでしょう。
特に、季節の変わり目など決まった時期になると体調を崩しやすい人は、気温の寒暖差に体がついていけていない可能性があります。
体温をコントロールする機能がうまく働くようにするためにも、適度な運動が必要になるでしょう。

1-4.不規則な生活習慣

大まかに言うと、昼間は自律神経のうちの交感神経が主導権を握って働いています。
このとき、副交感神経の方は補佐的な役割をしているのです。
そして、夕方になると交感神経から副交感神経に主導権をバトンタッチします。
ところが、毎日のように深夜遅くまで起きていたり、昼夜逆転の生活を続けていたりするとこのリズムがおかしくなってしまうのです。
夜になっても交感神経が活発に働いて眠れなくなることもあるでしょう。
逆に、昼間に交感神経が満足に働かず、だるさを感じることも多くなります。
このように、不規則な生活習慣は自律神経失調症の原因になるのです。
ご存じのとおり、自律神経失調症にはさまざまな症状があります。
頻繁に熱を出したり、頭痛やめまいなどの症状を起こしたりしやすいのです。

1-5.冷え

冷えも体調を崩す原因になります。
冷え性や低体温を放置してしまうと、免疫力や代謝の低下を招くことになるのです。
手足が冷えるのは、血流悪化の初期段階。
この段階で対処しなければ、さまざまな体調不良を引き起こすことになるでしょう。
冷えの原因にはさまざまなものがあります。
ストレスや間違った入浴方法、体を冷やす食べ物、運動不足、冷房などがあるでしょう。
冷えの原因になっているものを知り、改善するための対策を考える必要があるのです。

2.体質改善をはかる方法

頻繁に体調を崩すことに悩んでいるなら、今からでも体質改善をはかりましょう。
体質を改善するための方法をいくつかご紹介します。

2-1.食生活を見直す

頻繁に体調を崩すということは、体の弱い状態を1つ1つ治していかなければなりません。
そのために必要なのが、食生活の改善です。
食事の量が少ないという「食の細さ」も問題でしょう。
しかし、もっと大切なのが、必要な栄養を十分に摂取することです。
朝の食事が野菜ジュースや健康補助食品だけ、という人は、まずはそこから見直していきましょう。
基本的に、ビタミンAとビタミンC、ビタミンB12は、体内で作り出すことができないため、食材から摂取するしかありません。
この栄養をしっかりと摂取できる食材には、カツオやアボカド、トマトなどがあるでしょう。
毎日の食事にぜひ加えてみてください。

2-2.腸内環境を正常化する

頻繁に体調を崩す人は、腸内での分解・吸収がうまくできていないケースが非常に多いのです。
つまり、せっかく食べた食材をエネルギーに変えることができません。
腸は「第二の脳」と言われており、摂取分の分解や吸収だけでなく、免疫や情緒、感情にも影響しているのです。
腸内環境を整えることは、虚弱体質を改善するだけでなく、落ち込みがちな気分の改善にも効果的でしょう。
腸内環境を正常化するためには、ヨーグルトやチーズ、みそ、キムチなど乳酸菌を含んだ食材を積極的に食べることが必要です。

2-3.漢方薬で体質改善

すぐ体調を崩してしまうときの体質改善には、漢方薬も効果的です。
漢方薬とは、薬草などから作った自然素材のお薬。
その分副作用が少なく、体にも負担がかかりにくいのです。
一般的に漢方薬は5~20種類程度の生薬を組み合わせて作っており、さまざまな成分の相乗作用によって、体全体の調子を整え、自己治癒力を高めてくれます。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。
季節の変わり目や風邪が流行(はや)ったときなどに、必ずと言っていいほど体調を崩す人は多いのです。
そのたびにつらい思いをするのは、もう嫌でしょう。
この機会に体質を改善して、健康的な体を手に入れてください。


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