漢方コラム「通信」

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慢性副鼻腔炎の女性

ようやく春を感じられるようになりました。
ある40代の方が鼻を詰まらせて来店されました。症状は慢性副鼻腔炎だといいます。昔でいう蓄膿症である。それも長きに渡って患っており、頭重感があり、黄色い鼻汁も出るという。

早速糸練功(医療気功)で選薬確認後、漢方薬を飲んで頂きましたところ、この方は症状の変化を敏感に感じ取り、良いようだとすぐに実感しておられました。調合した漢方薬には黄連や黄柏(おうばく)に柴胡、連翹(れんぎょう)などの解表剤といわれるものが含まれており、解毒証体質を改善する内容です。


かつて病的体質を三つに分類した森道伯翁によるとこの体質は日頃から鼻炎、中耳炎などにかかりやすく、顔色や皮膚の色が浅黒くリンパ節が腫れやすいといいます。副鼻腔炎の養生法として気温の変化に合わせて着替えをマメにすること、偏食は避け、飲酒は症状を悪化させるので控えるべきでしょう。

このような体質、症状でお悩みの方にはご相談下さい。

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